KUMHO TIRE Better All-ways

舗装路面、雪上、氷上でのインプレッション

・舗装（ドライ・ウェット）路面
低速（20～40km/h）での静粛性は高いと思います。スタッドレスはタイヤノイズが大きいという印象ですが、直前まで履いていた夏タイヤと比較しても同等もしくはむしろ静かなくらいで、良い意味で裏切られました。
中速（60km/h～）では音が大きくなったことに気づくものの、スタッドレスであることを考えれば十分許容範囲だと感じます。
剛性感については低速では全く問題なく、夏タイヤからの履き替え後も違和感は一切ないですが、50km/h以上でハンドルを切り返すような操作時には1テンポ遅れて動きがついてくる感じがします。

・雪上走行
降雪後の圧雪路面ではしっかりと接地していることが感じられ、不安を感じることはありません。止まる・曲がる・発進する、いずれも問題なく機能しています。走行中のレーンチェンジなど慎重になる際も比較的安心して走行できました。

・氷上走行
歩くと滑って転びそうな凍結路面でもしっかりと路面を捉えています。前後に車がいないときにわざと急ブレーキをかけてもABSがきっちり作動し、滑ることなく停止も出来ました。
唯一、「上り坂の交差点」の信号でのスタートの際は他の車同様に空転しましたが、どのタイヤでも同じ状態でしたので、特に問題はないと思います。
これまで、国産・海外メーカーのスタッドレスを20年で10銘柄ほど使用しましたが、国産スタッドレスと比較しても遜色ないと思います。「国産メーカーでなければ…」という方にも一度試してもらいたいタイヤです。

〈2回目の評価〉

コスパのみでなく、純粋に性能にも満足

主に近所の足として利用することがほとんどでしたが、総じて「満足」です。
以前履いていた国産スタッドレスと比較しても特に劣る面はなく、余程ブランドや高性能、静粛性を求めない限り、このタイヤで全く問題ない。むしろ価格帯を考えれば相当優秀な部類かと思います。
妻にはあえてブランド名や価格面について説明することなく、「新しいタイヤだから、最初の給油までは抑えめに運転して」とだけ伝えましたが、冬が終わるまで不満は一切ありませんでした。今年は雪が多かったものの、何も知らずに毎年のように運転して、不安を感じることが無いということは、必要十分な性能を有していると証明できたのではないでしょうか。
今回の機会を通して、「輸入タイヤ＝安い」⇒「性能は２の次」という自分の中のイメージを幾らか払拭できたように思います。
特に、クムホタイヤのスタッドレスについては、事前に全く印象が無かったため、本当に良い機会になりました。もう１台の車に合致するサイズが無いため、今回は軽でのレビューとなりましたが、今後のサイズ展開を楽しみにしたいと思います。

国産以外のスタッドレスは不安だ、という友人を載せて試運転へ

「サマータイヤならまだしもスタッドレスタイヤなんて命を捨てるようなものだぞ。悪いことは言わないから大人しく国産にしておけ」と言われるくらいの、雪国北海道でのインプレッションです。
正直、「今年は韓国メーカーのタイヤを着けるんだ」というと、「おいおい大丈夫か」と心配されました。試しもしないうちに批判するのは大嫌いなこの私。装着してまずびっくりしたのは、走行時のノイズがすごく静かになりました。
ドライでは「シャー」と流れていくようなストレスのない走り心地。タイヤを触るととても柔らかいのですが、走ってみるとフニャフニャとした乗り心地ではなく、しっかりと路面を噛んで走っている感覚がありました。
1000キロほどドライ路面で慣らし運転し、さあ本番。
雪が積もった峠道へ、日頃海外メーカーのタイヤは怖いと言っている友人を乗せてドライブに行ってきました。最初は怖がっていた友人ですが、実際にハンドルを替わり運転してもらうと、帰るころにはすっかり感心していました。「無理して高い金出して国産じゃなくてもいいのかな。思ってたよりもすごくまともどころか、言われなきゃ海外メーカーだって分からないわ」と言っていました。

基本的な性能、雪上での曲がる、止まる、発進。氷上での止まる、発進。これに関しては私が別の車に履いている国産メーカーのタイヤと全く遜色なかったです。確かに氷上の発進と、圧雪路面では、国産某スタッドレスのほうが一歩上ですが、普段、安全運転を心がけて運転している限りは、何の問題もないように感じています。今年は例年よりも雪が少ないのですが、おかげでドライ路面での素晴らしい静粛性と乗り心地に気づくことができました。本当にクムホタイヤを履くことが出来てよかったです。最高の機会をありがとうございます。氷上を3としたのは、発進時の空転が気になることでしょうか。しかし走り出してしまえば抜群の安定性でした。

〈2回目の評価〉

なんのストレスもない冬を過ごすことができました

2回目のレポートです。2月と3月に大雪がそれぞれ1度降りました。例年に比べ、今年の冬は雪の少ない冬でしたが、3月の降雪は、水分を多く含んだ所謂「ベチャ雪」、それが夜になり凍結し、除雪が追い付いていないのもあいまってノコギリの歯のようなガタガタの路面になりました。しかしそれでも雪国北海道ゆえ通勤しなくてはなりません。流石にこのレベルの路面は国産のスタッドレスタイヤでも相当苦戦する状況でしたし、この日だけでも3台の事故車を目撃しました。それゆえ私も相当の覚悟で運転したのですが、周りがガタガタの路面で足回りを取られて車体を横に振っている中。拍子抜けするほどあっさり走行してみせてくれたので、タイヤが新品ということも差し引いても本当に良い意味で裏切られた印象でした。

改めて、別の2シーズン目の国産スタッドレスを装着した車で走行してみましたが、それと比べても、相当堅実に走る、曲がる、止まるという基本的にして絶対の性能を発揮しているように感じました。価格面でも、国産スタッドレスよりもコストパフォーマンスに優れているのであれば、国産スタッドレスにとっては相当脅威になるのではないか？と率直に感じましたし、実際に使ってみて、何ら遜色ないものであることを実感しました。2月の降雪では、圧雪アイスバーンも体験しましたが、やはりこちらも、安全運転をする限りではなんの問題もなく、改めて、今まで気になりつつも履く機会に恵まれなかった韓国メーカー、海外メーカーの実力の確かさを確認することができました。このシーズン、たくさんの人を実際に車に乗せて、「どう？韓国のタイヤも悪くないよ」と言うことができました。「百聞は一見にしかず」とも言いますが、今年は本当に、良い体験をすることができた冬でした。今度はサマータイヤも試してみたいものです。本当に、得難い機会をいただきまして、ありがとうございました。感謝をこめて筆をおかせていただきます。

スタッドレスを意識しないスタッドレス

以前履いていたスタッドレスタイヤは、雪上・氷上性能等と引き換えに車の性能を制限されている感がありました。しかし、環境の厳しい北海道ではそれは仕方のないことであると諦めていました。
そんな中、クムホのスタッドレスタイヤを初めて履いてすぐに感じたことは、「裏切られた」という感情でした。どんなスタッドレスタイヤにおいてもサマータイヤから履き替えた瞬間に何らかの違和感や残念な気持ちを感じながら冬を過ごすことが当然であると思っていました。それは静粛性能であったり、ドライ性能であったりとどんなスタッドレスタイヤにもなんらかの弱点が大きく目立つものです。

しかし、ウィンタークラフトice Wi61は非常にバランスが優れており、目立った弱点を感じることがなく、かつスタッドレスタイヤとしての性能を必要十分、いや、それ以上の性能をもっていることをすぐに感じることができます。
路面がドライ、ウェット、アイス、圧雪、ザラメ等どんな状況にも不足を感じることはありません。車の性能を犠牲にすることがなく、どのような状況でも「運転が楽しい」ということを感じさせてくれます。安全性能と運転する楽しさ、それを両立させたウィンタークラフトice Wi61に非常に満足です。冬もあと約２か月あり、環境も刻々と変化していくかと思いますが不安は一切ありません。むしろ期待感でいっぱいです。

〈2回目の評価〉

お値段以上のコスパに優れたタイヤ

前回のレビューから約二ヶ月が経過。その期間もアイスバーン・圧雪・シャーベットなど過酷な路面を走行しましたが、全く不安なく走行できました。今まで国産タイヤを色々装着してきましたが国産タイヤとの性能差は一切感じる事がなくむしろ高速道路での安定性は上回っていると思います。耐摩耗性も非常に良く来シーズンも十分装着できるレベルです。
クムホタイヤのレベルの高さには驚かされるばかりでした。

北海道の冬はスタッドレスタイヤが必需品で何年かおきに交換しなければなりませんし、その度の出費もバカになりません。クムホタイヤ製のスタッドレスタイヤであれば費用を抑えられる上に国産タイヤと同等の安心感を手に入れる事が出来るのでとてもコストパフォーマンスに優れていると思います。リピ買い確定です!!

しっかり止まる、いいタイヤです！しかも静か！

装着時、まず気が付いたのは「ドライ走行時の静かさ」です。
例年、夏タイヤからスタッドレスに履き替えるとスタッドレスの方が静かだなと感じますが、このタイヤはより静か。３列あるステップワゴンでの、１列目と３列目での会話も話しやすい印象です。

今シーズンは積雪が多く気温も低いため、例年よりも雪上やアイスバーンでの走行機会が多い状況です。
氷上・雪上走行では、何の不安も不満もなく、よく止まり、アイスバーンでの発進時にもタイヤが滑ったりはしません。「しっかり止まる」タイヤだなというのが、氷上・雪上を走行して感じた印象です。もちろん、アイスバーンで急停止や急発進をすれば少しは滑りますが、通常走行する範囲で危険を感じることはありませんでした。
来年・再来年になったときの経年変化はわかりませんが、２カ月使用した印象では、国産タイヤとのコスパを比較すれば、オススメで「買い」なタイヤと感じています。

〈2回目の評価〉

スキー場への坂道も快適でした！

2月は積雪が多く、圧雪・凍結・溶けて濡れた道での走行、３月は逆に全く雪が降らずに、ドライや雨でぬれた路面での走行機会が多い状況でした。
圧雪・凍結した路面での走行では前回の印象と変わらず、市街地の通常走行でヒヤッとする場面はなく、しっかりと止まってくれていました。発進時も、タイヤが滑ることなくグリップしてくれてスムーズに走行できていました。
何度かスキー場にも行きましたが、道中の圧雪や凍結の上り坂・下り坂・きつめのカーブでタイヤが空回りしたり、止まらなかったり、横滑りするようなこともなく快適かつ安全でした。
ドライの高速走行では、以前のスタッドレスや夏タイヤと比べて、特段違和感を感じることはありませんでした。

割とどの路面でも走れると思います

カーショップでタイヤ組み換え、交換していただきました。
乗り心地は車の性能ともマッチしており、不快感はありません。妙な硬さも柔らかさもなく、丁度いい感じです。静粛性においては、当初航空機のプロペラのような、ウォンウォンという低周波の音がしていて不快でしたが、タイヤが馴染んだのか数千キロ走行したら気にならなくなりました。
タイヤ交換を行った11月下旬から12月下旬にかけては降雪もなくドライ、ウェットメインでした。市街地、ワインディング、高速道路と走りましたがかなりの安定性で安心して走ることができました。
高速域でタイヤがグニョグニョとすることもありません。雨の高速道路でカーブでもしっかりグリップし、不安感はありませんでした。この辺りはスピードレンジがR（170km/h）なのが効いているのではないでしょうか。
1月中旬、FFの限界ともいえるような状況に遭遇しました。
短時間で降り積もる雪。さらに車両がほとんど走行しておらず、モサモサと雪が積もる路面はアクセルを踏めばすぐ空転制御が入るような状態です。
停止したら埋まってしまい、脱出困難になるのではないか？という路面でも、スタックすることなく走行できました。縦方向のグリップが強く、他車が轍の乗り越えでスタックする場面でも、当方は乗り越えられ走行することが可能でした。

凍結路面では発進・停止のグリップは問題ないと思いました。ツルツル路面でもしっかり速度は乗りますし、停止もABS介入は一般的な速度域でしたらありません。
国内メーカーのタイヤでアイスバーンでは良いが雪道ではイマイチという経験をしていたので、この結果には驚きました。新潟は雪の種類も多くスタッドレスタイヤ選びに難儀しますが、このタイヤでは非常に満足な結果を得ることができました。

〈2回目の評価〉

雪上の性能が良いと感じました

1月はドカ雪に苦しめられましたが、2月はそこまで降らず、3月は穏やかでした。
2月上旬に15cm～20cm位の降雪があり、走行時は除雪していない路面でしたが問題なく走行できました。2月下旬から3月にかけては、自家用車での出張もあり、スタッドレスでドライ路面を走る機会が多かったです。
その際、一般道や高速道を走りましたが、グリップ不足と感じることもなく、快適に走行できました。

ですが、他に感じたのはタイヤ自体の重さや転がり抵抗です。
前方の赤信号に向かってアクセルオフした時に、スーッと伸びていく感覚はあるのですが、停止状態から発進する時にアクセルを多めに踏まないと、車があまり進まないなあ思うときが増えました。
これはタイヤが届いた時から思ったのですが、タイヤ自体が重い設計なのではないかと。なので、面圧がしっかりかかり雪道での走行や安定感はあるのですが、発進に関してはスムーズに出ないと感じてしまったのかなと、レビューを書きながら思いました。

コンパクトカーですと、夏タイヤからの比較でその辺りが如実に出てしまい、燃費に一喜一憂してしまう。
とはいえ、降雪時の性能が良かったので、この辺りはトレードオフなのかもしれません。スタッドレスで満足に雪道で走れないのは本末転倒ですし。

このタイヤかなり使えます

今シーズンまで国内メーカーのスタッドレスしか使用したことが無く、内心かなり不安がありました。しかし、その不安も走行距離を重ねていくうちに、安心感へと変化していきました。
タイヤ装着日は生憎の大雨となり、まずウェット性能の確認からすることになりました。スタッドレスタイヤは雨降りに弱い、特にブレーキング時に滑るイメージが強かったのですが、このタイヤはその挙動もなく安定して走行することが出来ました。
ドライ走行時はスタッドレス特有のノイズは感じるものの、心配していた腰砕けもなくかなり安定して走行することが出来ました。
乗り心地、グリップ、ハンドリング共サマータイヤと変わりなく走行していても違和感を感じることはありませんでした。

12月中旬から幾度となく積雪に見舞われる様になり、勤務先まで往復60kmの道のりで、雪上、氷上性能を確認することになりました。FR車ということもあり、雪上、氷上ではまず動き出す前に滑る、これを回避する為にいつもSNOWモードに変更して走行するようにしています。
以前装着していたタイヤではモード変更しても横滑り防止機能が動作してしまうシーンが多かったのですが、Wi61は横滑り防止機能が動作することがほとんどなく安定して発進できました。

一番気がかりであった氷上制動も、過剰なスピードでなければ十分な制動力を発揮する感じを受けました。当初は不安でしたが、現在ではかなり使えるタイヤだと感じております。引き続き、色々な道路条件でタイヤ性能を試してみたいと思います。

〈2回目の評価〉

安心して使えるタイヤでした

今シーズンは積雪が多くタイヤ性能を試す機会が多くありました。積雪路では問題なく安定して走行することが出来ました。1回目のレビューでもお伝えしましたが、FR車特有の初動時に起きる後輪の滑りもほとんどなく、SNOWモードに切り替えて走行するのも忘れていたことが有るほどでした。

また、積雪があった翌日には必ずと言ってよいほど気温が氷点下まで下がり、凍結した路面のなか通勤することも多くありました。氷上性能に関しても例年になく試す機会があったと思います。さすがにSNOWモードを使用しないと横滑り防止装置が作動しましたが、以前装着していたタイヤと比較するとその頻度はかなり少なかったと思います。

氷上制動についても例年ですと、ヒヤッとすることが何度もあるのですが、今シーズンは特に注意していたこともあるかもしれませんが、怖い思いをすることなく安全に走行することができました。
雨も多かったのですが、１回目のレビューでもお伝えした通り、クムホさんのスタッドレスは滑らず、安心して走行することが出来ました。
ドライ性能に関してはサマータイヤと比較しても遜色ないと思います。

今後の課題としてお願いするのであれば静粛性についてもう少し改善ができればと感じました。特に時速30kmから40kmを超えるまでのロードノイズに特徴があるように感じます。ちなみに高速道路を約240kmぐらい利用する機会がありましたが、高速走行も安定しており不思議とロードノイズは気になりませんでした。

今年の新潟は大雪でした！性能の高さを確認

夏・冬タイヤ含めて、初めての海外製のタイヤになります。
履き替えてみて一番驚いたのが、ドライ路面で静粛性です。
ドライ状況の一般道路と高速道路を走ってみても、静粛性の高さに驚きました。夏用タイヤよりも静粛性は高いと感じました。オーディオのボリュームが低く出来ました。高速道路でも全く普通に車内で会話ができました。走ってみても夏用タイヤ同様で、スタッドレス特有の腰砕け感がなく、しっかりとした印象でした。峠道の急なカーブが左右に続く道路や山間部のワインディングロードなどの道路も走りましたが安心して走行できました。山岳路でのカーブでのしっかり感には思わずスタッドレスであることを忘れました。
ウェットでの性能も問題が見られませんでした。しっかりグリップしますし、高速でも峠道でも安心して運転できました。

雪上性能ですが、12月下旬に降った大雪のときに初使用になりました。一皮むけるまでは雪上で滑る印象でしたが、その後は今まで使用していた国産と比較しても同じように走り曲がり止まれる印象でした。ただ、アイスバーン状態の路面状況では国産よりも滑ります。国産と比較して滑りやすく、しっかりブレーキを踏むのをためらいました。カーブでも国産より滑る限界が低く感じました。横風の強風時に風で横に滑り出したのは意外でした。氷上性能は、少しがっかりでした。発進時は使い気を付けて発進すれば滑ることはありませんが、少しラフに発進するとグリップを失います。
シャーベットの雪の状態でも国産スタッドレスと比較して滑る印象です。ブレーキの操作やカーブでは気を使いました。がっかりしたのはブレーキの時です。どのメーカーのタイヤでもアイスバーン・シャーベット上では滑りますが、国産に比べて滑り出しが早いです。ブレーキを踏むとすぐに滑りABSが作動するという状況で国産と比べてより気を使って運転しています。

圧雪時は特に問題は感じていません。12月の大雪後に圧雪された関越道も走りましたが、国産スタッドレスと差は感じませんでした。ブレーキ使用時の挙動や制動距離も、国産スタッドレスとの差は余り感じず、安心して走行が出来ました。ただ、除雪車が除雪した後のアイスバーンとシャーベットのミックスでは滑り、かなり慎重に運転しました。
新潟の様に様々な雪道が有るような雪国での使用よりも、首都圏から高速使用で、たまに雪道を走る様なユーザーに向いているのかもしれません。

デザイン面は、非対称デザインでロゴも含めて結構気に入っています。
氷上性能・シャーベット性能では辛口のコメントを書きましたが、ドライ走行時の静粛性としっかり感と乗り心地の良さからトータル性能はまずまず高いタイヤであることがわかりました。金額を考えると満足度は高いと思います。

〈2回目の評価〉

今年の新潟県は大雪でした。また気温も低い日が多く、アイスバーンの日が多かったと感じました。12月から1月中旬の寒波により、圧雪路面・アイスバーンの性能を再確認しました。
感想は積雪路の運転のしやすさでした。装着当初より約1000~2000km走行後の方がグリップすると感じたことです。一皮剥けたからでしょうか。
アイスバーン路面での国産のスタッドレスタイヤと比較しての限界の低さ感はありましたが、スピードを落として走ればスリップしたりすることもありませんでした。ただし、停止からの走り始めは神経を使いました。
圧雪路面では、国産スタッドレスと比較して滑りはじめの限界は低いと感じましたが、コントロールはしやすく、法定速度内で安心して走ることができました。大雪によるフカフカの路面でも思った以上にグリップし、当初の感想と比較すると“良いんじゃないか”といった感想に変わりました。アイスバーンや雪道への慣れもあるとは思いますが、装着当初のイメージは覆された感じを持っています。
高速道路やドライ路面の静音性とハンドリングは相変わらず素晴らしいと感じました。

3月以降は雪も溶けてドライ路面が多くなったため、空気圧を若干高めにして走行してみました。予想通り、タイヤのしっかり感が増しました。山道の急カーブでも法定速度で安心して走行できます。スタッドレスタイヤであることを忘れてしまうくらいです。

大雪の新潟でも十分に使えるタイヤであると実感できました。コストを考えると、買いだと思いました。国産タイヤしか知らない私にこのような機会をいただきありがとうございました。

初クムホタイヤです

まっすぐ進む、まっすぐ止まる動作については、これまで使用したいろんなメーカーのタイヤと遜色ないと思います。今のところちゃんと止まってくれますし、発進も凍結路面の上に積雪した状態でも安定して発進します。
ですが、ゴムが硬くなりやすいのか安定性がないのか、横方向に力がかかっている状態では思いもよらないときにブレイクするため怖い思いをしたのと、いったんブレイクすると立て直すのに手間取る印象です。これまで日本・欧州製スタッドレス数メーカーを経験しましたが、どのタイヤよりもコントロールしにくく、かつ滑り出すと止まってくれません。峠道・交差点の右左折ではいずれも明らかにアンダーステア状態になります。滑るのは仕方がないにしても、もう少しコントロールがしやすいタイヤでないと、運転しにくい・同乗者にも怖い印象を与えてしまうというのが正直なところで、現状車両の規定空気圧よりも少し下げて使用しています。
また、タイヤの速度レンジRは北海道のような気象・路面にはゴムが硬く正直合っていないと思います。本州のように乾燥路面がメイン、たまに凍結・圧雪路面といったシチュエーションにあうタイヤだと思います。

〈2回目の評価〉

良い意味で期待を裏切ってくれました

タイヤの空気圧を試行錯誤しながら使っておりましたが、正直この２か月で何か変わったかというと何も変わった感じがなかったという印象です。
ゴムがやはり硬いのか、今シーズンのように低温環境下では走行中不安定な挙動を示したり、停止時も寒いとゴムが氷に張り付くので滑りにくい印象がありますが、このタイヤは寒くなればなるほど滑りやすく、運転には気を使っておりました。ですが、条件がよいと止まる・走るが申し分ないこともあるため、北海道のような寒冷地というよりは、本州で雪が降る期間が短い・たまに積雪地・寒冷地に向かうことがあるといった用途ではぴったりだと思います。
ただ、このタイヤの動きも掴めたので、それに合わせた運転ができればコスパもよく選択肢の一つにいれてもよいと思いました。
本日夏タイヤへ交換しましたが3月に入ってから乾燥路面を走ることが多く、摩耗もそれなりに進んだと思ったのですが、溝がかなり残っており（タイヤ製造時ラインも普通であればすべて消えてるのが、残ってました）、耐久性があると思います。
もし次年度以降も同じ性能であれば、逆にすごいことであり性能評価が大きく変わると思います。多くは１シーズン目はよくても２シーズン目以降性能が大きく落ちることが多いため、次シーズンが楽しみです。

ロードノイズが大きいが性能は良好

乗り出してまず感じたのは、静粛性に関してです。前に装着していた国産スタッドレスタイヤと比べて、ロードノイズが大きいと感じました。ノイズはうねるような周期で室内に聞こえてくるので、少々不快に感じます。
次にドライ性能です。300ps/40.8kg・mというハイパワーを使って、山道や高速道などで少々刺激的な加速をしても、タイヤがよれる感じがせず、動力をしっかりと受け止めて路面に伝えているのが判ります。
乗り心地に関しては、しっかりとしている感じで、いつも跳ねる高速道路の特定の場所でも、早めに揺れが収束する感じがして、ビル足との相性も良い印象です。
氷上性能に関しては、前に装着していたスタッドレスタイヤよりも、やや劣るかなという感じです。具体的には、ブレーキを踏んだ時の制動距離が長いイメージで、滑る感じがします。
雪上性能に関しては概ね良好で、操縦安定性が良く、発進時にも安定しており、安心して運転が出来ます。
デザインに関しては、目立つデザインが施されていますが、装着すると思ったよりも目立つことはなく、可もなく不可もなくといった感じです。
ロードノイズが大きいのが気になりますが、それ以外の性能は概ね良好で、価格とのバランスを考慮すると良いタイヤだと思います。機会があれば、もう少し氷上、雪上の登り・下り性能を評価してみたいです。

〈2回目の評価〉

イメージが覆りました

なかなか雪が降らない日々が続きましたが、ようやく20センチ程度の積雪、しかも湿った雪で滑りやすい路面状況で、雪上性能を試すには絶好の機会。安全な場所を選んで、少しラフなアクセルワークとハンドル操作を試してみました。

まずは雪上の登りの赤信号で停止し、赤信号から青信号に変わった直後に、少し強めにアクセルを踏んでみたところ、あっけないほどスムーズな発進、連続する登りの山道のカーブでも滑ることはなく、安定した走行性能を確認しました。
次に雪上の下りを走行、標高1,300m付近の除雪されていない道路には多少の轍が出来ていましたが、カーブでもふらつくことはなく、極めて安定しており、とても安心感がありました。
途中、信号で一時停止をする場面があったので、周囲の安全を確認したうえで、少し強めにブレーキを踏んでみましたが、想定内の制動距離でピタリと停止、雪上については好印象でした。

全てのインプレッションを通じて、トータルで高性能なのに価格が安くとても好印象で、今後は選択肢の一つとなりそうです。まだ1シーズン目ですので、耐久性、寿命について気になるところです。
また、唯一気になったのはロードノイズ、走行距離2,000キロとタイヤの慣らしは充分ですが、相変わらずうねるような周期で聞こえてきます。恐らくトレッドパターンによるものなのでしょうが、ロードノイズだけが残念に思います。

大変驚きました

雪上でのグリップ性能、制動性能が想像していた以上の性能でした。
他車のいない状態、法的速度内で左右に振ったりしてみたのですが滑る気配も感じなかったですし轍にとられることもなかったです。
ドライ性能はサマータイヤと比べても十分グリップしています。ウェット性能も特に不満が無いです。
静粛性は多少高周波音がありますがかなり静かです。乗り心地もサマータイヤと比べても柔らかくなりすぎず満足しています。
氷上性能は多少滑るがスピードを出しすぎなければ問題は無いレベルだと思います。国産タイヤでも同じだと思うので運転の仕方次第ですね。
当初は不安もありましたが、大変満足しています。十分他の方におすすめ出来るタイヤだと思います。

〈2回目の評価〉

とても素晴らしい

2月、3月は雪が降らなかった為ドライ及びウェットの基準になりますがドライ路面のグリップはとてもいいですね。暖かくなってからはカーブでのグリップに満足しています。ウェット路面は特に気を使う事も無く直進、カーブ共に問題なく使用できます。交換から5000km走ったのですが乗り心地の変化もなく良好です。スタッドレスタイヤ特有のグニャグニャ感も無いため安心して運転ができます。
今回Wi61を装着してみて長野県では安心して使用できるスタッドレスタイヤだと思いました。国産タイヤと比較してみても遜色ないのではないでしょうか。コストパフォーマンスが良いため、おすすめ出来るスタッドレスタイヤだと思います。次回の交換時もクムホさんのスタッドレスタイヤを検討したいと思います。